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- のだ香季園「お茶」のこだわり
阿蘇のふもとの小さなお茶屋『のだ香季園』
旬を大切に、新緑萌える五月を迎える……
若葉が満開を迎える5月。「ウォンウォン」とお茶が揉まれるたびに、力強い音が聞こえてきます――。
これこそが、お茶のシーズンの到来を知らせる合図。今年も、もうすぐそこまで来ています。
『のだ香季園』は、阿蘇のふもとの大地に育まれ、父親の代にお茶の樹を植え工場を構えて、今年で創業50年を迎えます。
若葉が蒸される芳醇な香りが風に乗り、お茶の心地よい香りが漂う工場で、昼夜を問わず、寝食を忘れて働き続ける父親。
口癖は「丁寧に、丁寧に」。その背中を見て、私は育ちました。
18歳より日本茶の世界に飛び込み、父親の想いと共に、これまで大切に守り通した一つのこだわりがあります。
それは、五感を研ぎ澄まし、一釜のお茶の状況に全霊をかけ揉みあげる職人気質の大切さ。 守りつづける「一期一会の世界」。オートメーション化された機械が優れていても、人の勘と経験に勝るものはありません。
伝統産業になりつつある日本茶、
新たな世界への挑戦!
日本茶一筋に歩んできた今、ぶつかる課題はライフスタイルの変化。急須のない家庭も増えてきているのが現状です。
そんな中でも「日本茶を愛するお客様」に対して、期待を裏切らない満足の提供を進めてまいります。
また、「日本茶離れ」をしている人たちに対しても、お茶屋の技術を活かしたフレーバーティーや、 健康茶、青汁の開発などを進め、選択バリエーションの創出に努めていきたいと思っています。
そんな中誕生した新商品が、“翠王青汁コラーゲンいり”と“オーガニックハーブーティー”。 “翠王青汁コラーゲンいり”の「翠王」は、ポリフェノール・ルテイン・ビタミン・鉄分を豊富に含んだ品種です。
農薬を使わず、自家栽培で育てた原料に、緑茶・海洋性コラーゲンをブレンド。
さらに、お茶屋の焙煎技術を活かして、「青汁=飲みにくい」というイメージのある人でも飲みやすく仕上げています。
続いては、“オーガニックハーブーティー(別名「幸せの青いお茶」)”。
アントシアニン・ポリフェノールを含む蝶豆・ミントに、こちらも農薬不使用・自家栽培で育てた原料を用い完成。着色料・香料なども不使用。 自然の恵みそのままの色と香りをお楽しみいただけるはずです。
こうして、時代の変化と共に、私たちもお茶づくり・提案を変化させ、多くの人たちに「日本茶文化」を伝え続けていきます。
九州阿蘇の麓でつくる、深むし茶をご堪能下さい。
熊本のお茶は、他県に比べると知名度やブランド名では敵いません。
でも、私たちの作るお茶は、どの地域で栽培された日本茶にも負けない美味しさです。
生産者だからわかる茶葉の変化に合わせ、釡入れ・火入れ・焙煎しています。九州阿蘇の麓でつくる、深むし茶をご堪能下さい。
のだ香季園のお茶は、オ−トメ−ションの機械だけには頼らない、社長(茶師)の経験から作り上げる深むし茶です。
終始、焙煎&製造の行程に付き添い、定期的に機械から取り出して茶の具合を見たり、手の感覚で茶の水分量をみたり、試飲したりしています。
製茶をする1日の中で、気温や湿度の変化があります。このとても微妙な環境の変化を見極めながら、深むし茶を作っています。
お茶は、揉まれる事でいっそう美味しくなります。深蒸し茶独特の濃い色、甘み、渋みが、渾然一体となって完成します。
この味は、長年試行錯誤を重ね積み上げてきた、何処にもない野田仁のオリジナルです。
お茶は、揉まれる事でいっそう美味しくなります。深蒸し茶独特の濃い色、甘み、渋みが、渾然一体となって完成します。
この味は、長年試行錯誤を重ね積み上げてきた、何処にもない野田仁のオリジナルです。